安全上の注意事項

すべての注意事項をよくお読みになり、指示に従って正しく使用してください。本機を取扱説明書に従って使用しない場合、本機に組み込まれている保護機能が損なわれることがあります。この取扱説明書を大切に保管してください。
- 1000Vを超える電圧の回路では測定を行わないでください。
- 通電の有無を判断するために検電器を使用しないでください。
- 検電器が損傷しているように見えたり、正常に機能していない場合には使用しないでください。使用する前にテストプローブに亀裂や破損がないか確認してください。
- AC 30VまたはDC 60Vより高い電圧を扱う場合は特に注意してください。この電圧でも通電導体に触れると感電し、命にかかわるおそれがあります。
- 視覚信号や音響信号が表示されなくても通電している場合があります。絶縁体、ケーブルの断面、ケーブルのシールドや電圧源からの距離が検査に影響することがあります。
- 測定中は十分な接地を行ってください。接地が十分でないと(絶縁性の優れた靴を履いたり、脚立の上に立っている場合など)、検電器は電圧を検知できなくなることがあります。
- 検電器を使用できるのは有資格者のみです。
- 検電器の修理は、必ずお買い求めの販売店、または電動工具サービスセンターにお申しつけください。専門知識を備えた担当スタッフが純正交換部品を使用して作業を行います。これにより検電器の安全性が確実に保護されます。
- 可燃性の液体、ガスまたは粉塵が存在する、爆発の危険のある環境で検電器を使用しないでください。検電器が火花を発し、ほこりや煙に引火するおそれがあります。
- スイッチで始動、および停止操作のできない電動機械は、使用しないでください。スイッチで制御できない電動機械は危険です。修理を依頼してください。
- 検電器は、シールドケーブルや直流回路の電圧を検知することはできません。
- 極度に温度の高いまたは低い環境下、または極度に温度変化のある場所で検電器を使用しないでください。車の中などに長時間放置しないでください。周囲温度が急激に変化した場合、検電器を周囲温度に順応させてからスイッチを入れてください。極度に温度が高いまたは低い場合や温度変化が大きい場合には、本機の精度が低下することがあります。
記号とその意味 | |
|---|---|
| 二重絶縁または強化絶縁を備えた機器 |
| 注意、感電の危険! |

