自動整準

自動整準モード(図 Aおよび Cを参照)

自動整準モードでは、固定ラインモード表示 (3)は点灯しません。必要に応じて、固定ラインモード用ボタン (2)を押して自動整準機能を再度オンにし、固定ラインモード表示を消灯してください。

本機を水平で安定した面に置くか、または三脚(20)に固定します。

オートレベリング機能は、自動補正範囲 ±4° 内の凹凸を自動的に調整する機能です。レーザーラインが動作しなくなると、整準は終了です。

自動整準できない場合(本機の設置面が水平面から 4°以上異なる場合など)、レーザー光が点滅し始めます。

この場合は本機を水平に配置し、整準されるまで待ってください。本機が±4°の自動補正範囲内にあれば、直ちにレーザー光が持続的に照射されます。

本機が± 4°の自動補正範囲を外れると、自動整準できなくなります。レーザー光の水平精度やレーザー光間の直角度を保証できなくなるためです。

動作中に衝撃を与えたり、位置を変更すると、本機は自動的に整準されます。整準が行われたら、本機がずれてエラーが生じないように、水平または垂直のレーザー光の位置を基準点に基づいて確認してください。

固定ラインモードで作業する場合(図 Bを参照)

固定ラインモードで作業する場合は、固定ラインモード用ボタン (2)を押します。固定ラインモードになると、固定ラインモード表示 (3)が緑色で点灯します。

固定ラインモードでは、自動整準機能はオフになります。このモードでは、本機を手に持ち、または勾配のある床面に設置して測定作業を行うことができます。レーザーラインの整準は行われず、必ず垂直に互いに照射されるというわけではなくなります。