作業に関する注意事項

  • レーザードットやレーザーラインの中央に印を付けてください。レーザードットの大きさとレーザーラインの幅は距離に応じて変化します。

ターゲットパネルを使用して作業する場合(図 A を参照)

条件があまり良好でない場合や距離が離れている場合には、ターゲットパネル(47)を使用すると、レーザーラインの視認性が向上します。

ターゲットパネル(47)の反射面により、レーザーラインの視認性が向上します。面がクリアタイプのため、ターゲットパネルの背面からもレーザーラインを確認することができます。

三脚(付属品)を使用して作業する場合

三脚は、安定感のある、高さ調整可能な測定用ツールです。本機の5/8"の三脚取付部 (17)と三脚(39)のネジを合わせてから、三脚の固定用ネジを締め付けて本機を固定します。

三脚の伸縮部に測定目盛が付いている場合、高さのずれを直接調整することができます。

本機をオンにする前に、三脚の位置をある程度調整してください。

壁用ホルダー WM 24(アクセサリー)を使用して作業する場合(図Bを参照)

調整ユニット付きの壁用ホルダー(42)を使用して本機を壁に固定することができます。三脚の高さ以上の場所に設置したいときや、床面が不安定で三脚を使用できないときなどには、壁用ホルダーを使用することをお勧めします。

壁用ホルダー(42)を、固定用ネジ(40)を使用して桟などに固定します。壁用ホルダーをできるだけ垂直になるようにして壁に取り付け、しっかり固定されていることを確認してください。

壁用ホルダーの5/8"ネジ (43)を本機の三脚取付部(17)にしっかりねじ込めば、取付け完了です。

調整ユニットを使用して、取り付けた本体の高さを約23cm調整することができます。位置を超せうする場合は、調整ユニットのネジ(41)を緩めてから、希望の位置まで本機をスライドさせ、再度ネジ(41)をしっかり締め付けてください。

受光器(アクセサリー)を使用して作業する場合

光の状態があまり良くない場合(周囲が明るかったり、直射日光が当たる場合など)や距離が離れている場合には、レーザー光が探知しやすくなるよう、レーザー受光器(37)を使用してください。

運転モードが複数あるローテティングレーザーの場合、最高回転速度で水平モードまたは垂直モードを選択してください。

受光器を使用して作業する場合についてしっかり確認し、受光器の取扱説明書もよくお読みください。

メジャーリングプレート(アクセサリー)を使用して作業する場合(図Cを参照)

勾配や平面度を確認する場合には、メジャーリングプレート(38)と受光器を併用することをお勧めします。

メジャーリングプレート(38)に測定目盛が付いています。伸縮部で基準高さを事前に設定することができます。これをもとに、ターゲットの高さからの誤差を直接読み取れるようになります。

レーザー用保護メガネ(付属品)

レーザー用保護メガネは周囲の光を透過するため、目にはレーザーの光がより明るく感じられます。

  • 安全メガネとしてレーザー用保護メガネ(アクセサリー)を使用しないでください。レーザー用保護メガネはあくまでもレーザービームを見やすくするためのもので、レーザー光から保護するものではありません。
  • レーザー用保護メガネ(アクセサリー)をサングラスとして使用したり、道路交通上で着用したりしないでください。レーザー用保護メガネは紫外線から目を完全に守ることはできず、また着用したままだと色の認識力を低下させます。