撮影したデータの保存/転送 (GIC 5‑27 C)
写真/動画を撮影する
マイクロSDカード(30)を挿入すると、撮影した写真と動画はそのカードに保存されます。
マイクロSDカードを挿入しないと、写真はスコープの内部メモリに保存されます。動画の録画はできません。
写真モード:写真/動画撮影ボタン(19)を押して、現在ディスプレイに表示されている画像を撮影します。
動画モード:動画の録画を開始する場合は写真/動画撮影ボタン(19)を押し、終了する場合は写真/動画撮影ボタン(19)または中央のボタン(11)を押します。
写真モードと動画モードは<メニュー>で切り替えることができます。
データの転送について
- 写真を内部メモリからマイクロSDカード(30)に転送する:マイクロSDカード(30)を挿入すると、スコープの内部メモリに保存されているデータをマイクロSDカードに転送するかどうかを尋ねるダイアログがディスプレイに表示されます。
- 写真をUSB Type-C®経由で内部メモリから転送する:マイクロSDカード(30)をスコープに挿入していない場合にのみ転送することができます。
- ファイルをマイクロSDカードから(30)転送する:挿入したマイクロSDカード(30)からファイルをUSB Type‑C®経由で転送するか、またはマイクロSDカード(30)をスコープから取り外して別の装置に挿入することができます。
マイクロSDカードを挿入する
上部のカバー(2)を開き、スロット(18)にマイクロSDカード(30)を正しい向きで完全に押し込んでから、上部のカバーを再びしっかり閉じます。
USB Type‑C®インターフェース経由でデータを送信する
USB Type‑C®経由でデータを転送するためにスコープの電源を入れます。USB Type‑C®差込口(3)のカバーを開いてから、USB Type‑C®差込口にUSB Type‑C®ケーブル(29)を差し込んでPCと接続します。
PCでファイルブラウザを開き、ファイルを転送するドライブを選択します。ドライブの名称は以下のようになります。
- マイクロSDカードがスコープに挿入されていない場合:Bosch_GIC
- 名称が付いていないマイクロSDカードがスコープに挿入されている場合:USBドライブの初期設定の名称
- 名称が付いているマイクロSDカードがスコープに挿入されている場合:マイクロSDカードの名称
保存したファイルは、スコープの内部メモリまたはマイクロSDカードからコピーしたり、PCに移動したり、削除したりすることができます。
目的の作業が終わったら、ドライブとの接続を解除します。
注意事項:最初にPCのオペレーションシステムからドライブをログアウト(イジェクト)してください。そうしないと、スコープの内部メモリが損傷するおそれがあります。
USB Type-C®ケーブルを取り外します(するとスコープは自動的にオフになります)。水やほこりから守るために、上部のカバー(2)を閉じます。
注意事項:必ずUSB Type-C®インターフェースを介してスコープとPCを接続してください。他の装置に接続すると、スコープが損傷するおそれがあります。
注意事項:USB Type-C®インターフェースはデータを転送するためにのみ使用し、バッテリーや他の装置を充電するために使用することはできません。